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連作 童心術

童心術

坂道を転がっていく 持ち主を突然失った三輪車

見たこともない蝶でした 不規則な螺旋の先のあなたのまつげ

その正体が何なのかを知りたくて手を伸ばすことを忘れた僕ら

争いがあるだけ 見栄も隠しごと一つもなくただ投げ合う雪だま

反射する水たまりの複雑な色 君と二人で聞いてた雨音

僕らがそう大人になったら忘れるであろう替え歌みたいな夕暮れ

一秒も無駄に出来ないことだけが僕らの使命だから走った 

遊び続けている誰も呼びに来ない原っぱから来るあの世の音色

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