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念のため覚書を。

私が題詠で発表している59番(ごはん)と60番(郎)についての覚書です。

この2首については、本歌取りをさせて頂きました。

著作権上の問題に触れると恐れがあったので、ここにしっかりと誰の歌の本歌取りか

ということを明記しておきます。

※この煙草あくまであなたが吸ったのね そのとき口紅つけていたのね (佐藤真由美)
○たまごかけごはんはあなたが食べたのね そのときパンスト被っていたのね(さかいたつろう)

※正論は正論としてそれよりも君の意見を聞かせてほしい(加藤千恵)
○新郎は新郎としてそれよりも君の新婦を抱かせてほしい(さかいたつろう)

なお、私が作った歌に対し、本歌の作者様、及び出版社様から何らかのご意見を

頂戴し、これは著作権上で問題がある歌だと双方が判断した場合は作品を撤収しお詫びすることとします。

ちなみにこの私の2首の作成主旨としましては、お二方の歌の構成を認めた上で、そこにどのような単語を当てはめても歌の本質は変わらないということを表現しようとしたからです。

皆様のご理解頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

さかいたつろう

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題詠2008年」カテゴリの記事

コメント

ごはんの方は、朝、目覚めた浮気相手が、1人で朝メシにたまごかけごはんをかっ込み、ついでに破れたパンストをゴミ箱に放り込み颯爽と出ていった、そしてそこに踏み込まれたってコトですか?
「口紅の付いた煙草」と比べると、その状況を考えなきゃいけない分「パンストを被ってたまごかけごはんをかっ喰らう男」のおかしさが「口紅をして煙草を吸う男」よりストレートに伝わり難くなっている気がするのが残念です。

…すいません、自分、ナマ言いました。

投稿: asita | 2008年8月21日 (木) 00時21分

asita さん>

いえいえ。コメントありがとうございます!


>ストレートに伝わり難くなっている気がするのが残念です。


そうなんです。正に asitaさんがおっしゃる通りなんです。
というより、僕自身、この歌に関しては実は何一つ設定は考えてないんです。


どういうことかというと、佐藤真由美さんのこの歌の本質は、
『~してたのね』という事実を確認(又は同意を得る)したあと、更に『~してたのね』
と、もう一度重ねる事により、言い逃れの出来ない説得力を
生み出しているところだと、僕は考えるのです。


逆に言うと、本当に男が口紅をつけて煙草を吸っていた事実だって、
決してゼロではないと僕は思うのです。(あまり類を見ない嗜好とは思いますが。)


しかし、『この煙草~』を詠んだ人の9割9分は、
『あ、男が浮気したんだ、』と思わされてしまうのです。
つまり、異常なまでの説得力こそ、この歌の醍醐味であり、
本質であると思うのです。


僕の『たまごかけ~』は実際には100%ありえないことだと僕自身思います。
それでも、『~してたのね』『~してたのね』と繰り返す事で、
異常な説得力がプラスされ、
結果、どう考えてもありえない状況なのに、
それを否定せずに『こういう状況かもしれない』と考えさせられてしまうのです。
今回のasitaさんのように。


補足として、僕の短歌の基本的なスタンスは『大真面目で不真面目なことをする』なので、
『なんでやねん!』と一言、読者の方から頂いて、
初めて成立する短歌でありたいと思っています。


つまり、佐藤真由美さんの力をお借りした上で『男もそれを問いただしている女もそれを周りから見た状況全部がおかしい』
ということに、『なんやねん!この状況!』という突っ込みを
期待したのが今回の僕の短歌なのです。


でも、確かにasitaさんのような捉え方をされる読み手もいらっしゃるのだなと、改めて思いました。
貴重なご意見有難うございました☆
長々と書きましたが、如何でしょう?

投稿: タツロー! | 2008年8月21日 (木) 23時23分

さらに追加すると、
最初の『~してたのね』の『~』と、
最後の『~してたのね』の『~』が、
全く因果関係のないものでも、とりあえず歌に説得力(それも半端じゃなく強力な)が生まれるシステムを作った佐藤真由美さんは、すげーなー、と思うのです。

投稿: タツロー! | 2008年8月21日 (木) 23時32分

あう…小一時間考えて導き出された結論が…
いや、初見の感想は「なんでやねん!」だったんですよ。まさしく。もう一方には言及してないのも、「なんでやねん」以外に取りようが無かったからですし。
一生懸命考えてしまったのは、まさにしてやられたと言った所でしょうか。

投稿: asita | 2008年8月23日 (土) 15時47分

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